29 Dec 2015

女の子の成長を願う雛祭り(ひな祭り)。
この日は女の子のすこやかな成長を祈り祝う日とされ、特に生まれて初めて迎える節句『初節句(はつせっく)』はとても大切な行事となります。
これからわが娘の初節句を迎えるママやパパ、お祝いの準備は完璧ですか?両親や祖父母、親戚や親しい古くからの友人など、たくさんの人が集まるお祝いの席で失敗したくないですよね。
そもそも初節句のお祝いって何をするの?内祝いは必要?お返しはどうする?などなど。初節句についての気になることまとめてご紹介します。
雛祭り(ひな祭り)初節句のお祝いについて
まず初節句を行うタイミングについてですが、赤ちゃんが生まれて1ヶ月前後に行う“お宮参り”を基準に決めるとよいでしょう。
お宮参りが赤ちゃんの初外出とするところも多く、生まれて初めての初節句がこのお宮参りより前にあたる場合(2月や3月生まれなど)は、翌年に延ばすとよいでしょう。また、産後間もないママや赤ちゃんのためにも2~3ヶ月の間は様子を見て負担のないように計画しましょう。
初節句は赤ちゃんの初お披露目となる場になるため、両親や祖父母や親戚以外にもたくさんの人を招き、盛大にお祝するご家庭も多いようです。
この機会に親族以外で誕生祝いをしてくれた人や、お世話になった人などに「母子ともに健康」ということを感謝の気持ちを込め、招待を出してみてはいかがでしょうか。もちろんあまりにもかけ離れた人とかはやめときましょう。
初節句でやることは?何をする?
今度は初節句のお祝ですることやることですが、一体何をするのか?何をされるのか?
初節句のお祝で一番重要となるのが『雛人形(ひな人形)』です。
雛人形はその子の厄災などよろしくない事の身代わりとなる大切な依り代となるので、ママが代々受け継いできたものや長女のお下がりではなく、その子だけのお守りとして新しく人形を購入することをおすすめします。
しかし、地域によっては様々なため傷みが激しいものを買い換えたり、女雛(めびな)人形だけを増やしたりと、ご家庭や飾るスペースなどライフスタイルに沿って用意するとよいでしょう。
ここで問題になるのが誰が新しい雛人形を購入するか。
昔は母方から贈るのが一般的でしが、最近では両家で話し合って折半したり、人形ごとに分担したりと、特に決まってはいません。
なお、ご両親や祖父母にとっては大きなお祝としてかわいい孫娘にやってあげれる良い機会となるため、遠慮せずお断りすることはないようにしましょう。ここはありがたいと思って甘えちゃいましょう!
雛人形は節分(立春の前日)が終わった日から1ヶ月ほど飾ると良いとされるため、両家の購入が被ってしまうことがないよう早めに相談して、調整をつけることをおすすめします。
焦って雛祭り前日に購入して、縁起が悪いとされる「一夜飾り」になってしまわないようお気をつけください!
その他は、お祝膳の食事として、
・白酒や甘酒
・草餅
・菱餅
・雛あられ
・蛤(はまぐり)のお吸い物
・ちらし寿司
など、雛祭りにちなんだ食べ物を用意しましょう。
ちらし寿司自体に謂れはありませんが、“寿司(すし)”は「寿(ことぶき)を司(つかさど)る」と書くため、とても縁起の良い食べ物となり初節句にピッタリです!
雛祭り(ひな祭り)初節句の内祝いやお返しについて
初節句は支えてくれた周りに感謝の気持ちを込め、内祝いを用意することをおすすめします。
内祝いの品は、赤ちゃんの名前や写真などを添えたお菓子やお酒、最近だと赤ちゃんが産まれたときの体重や祝い時の体重の重さのお米など、趣向を凝らしたギフトが数多く存在するため、贈る相手によって使い分けると喜ばれるでしょう。
また、ご祝儀などのお返しとしては、頂いたお祝いの三分の一から半額程度でお返しを用意すると失礼がないでしょう。こちらも赤ちゃんの名前でギフトを用意してくださいね。
まとめ
子どもの成長は早いものです。毎年欠かさずお祝いを重ねると子どもの成長をより一層に感じ、記憶に残る良き思い出となることでしょう。
雛祭りの雛人形は三月三日を過ぎたら早めに片付けないと、お嫁に行くのが遅れるという伝えもあるのでご注意くださ~い!
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